暮らしのスタイルをイメージしてリストを制作
物件を探し始めると、あれもこれもと「魅力的な部屋がたくさんあって選べない!」となってしまう事が多々あるかと思います。
実際に生活するのですから、お客様にとって「これが理想!」と思える物件を探したいところです。
そのためには、まずはできるだけ多くの希望条件をリストアップしてみましょう。
リストアップする際に大切なのは、普段の生活をイメージしてみることです。
朝起きてから、朝食を食べて出勤・登校。
夜は帰宅後、就寝するまでの流れを具体的にイメージしてみると、「欲しい条件」がたくさん見えてきます。
【立地条件】
通勤・通学で利用する道路事情や交通機関の利便性。
最寄りの駅からの距離、近所にあってほしいスーパーや施設など。
他にも、地域の雰囲気や治安、日当たり、眺望など。
最近では災害時に備えての避難経路も重要なポイントとなります。
立地に関する条件には生活全般の便利さや快適さに直結するものがたくさんあります。
【建物の条件】
木造、鉄骨、鉄筋コンクリート造などの構造は、遮音性や耐震性に関わる大きな条件です。
また、築年数や、部屋の広さ、間取り、収納、エレベーターの有無など、建物についての条件は、暮らしの安全性や快適性に結び付いています。
【設備の条件】
暮らしの安全性を意識する方には、テレビモニター付きインターホンなど、セキュリティー面の設備は大切です。
その他にも、キッチンの仕様や温水洗浄便座、シャンプードレッサー、浴室乾燥機などなど、暮らしを便利に、快適にしてくれる「外せない」設備はたくさんあります。
最近ではインターネット環境を大きな条件と考える人も増えています。
条件のランク付けで取捨選択
いざ真剣に考えてみると、あれもこれも欲しくなるものです。
しかし、ここで一番重要視して考えなければいけないのが家賃のこと。
たくさんの条件を満たそうとすると、当然家賃が高くなってしまいます。
全部クリアする物件はとても希少なので、人気の物件条件となりがちなので、なかなか手が出せない状況になってしまうかと思います。
そこで次に考えて頂きたいのが、「条件のランク付け」です。
欲しい条件を「絶対に欲しい」「できたら欲しい」「妥協してもいい」という三つのランクに分けていくのです。
例えば駅徒歩10分以内は「絶対に欲しい」、日当たり良好は「できたら欲しい」といった具合です。
一般的に、単身者では、仕事や学校に行って留守にする時間が多いため、通勤・通学に便利な立地を最重要条件と考える人が多数派です。
日中部屋にいる時間が少ないので、日当たりや広さといった条件については、妥協しやすいかもしれません。
このようにランク分けした希望条件のうち、なるべく上位の条件を多く満たす物件を選ぶことで、自分の理想に近い物件を見つけることができます。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。